部分太りが気になる方へ～むくみの原因～

2017.12.15Body

STYLE LAB 編集部

皆様の中で、カラダ全体がそれ程太っているワケではないけれど、二の腕だけが太いとか、太ももだけが太いとか、顔だけが丸いとか気にしている方は結構多いのではないでしょうか？

「上半身はスリムなのに、下半身が太いのが悩み…」
なんて言う女子会トークを日常茶飯事で良く耳にします。

このような「部分太り」が起きてしまう理由ですが、色々な原因が考えられます。

セルライト、レセプター、脂肪褐色細胞、骨盤のゆがみ等など…。
他にも、冷え性、運動不足、食べ過ぎ、ストレッチ不足…。

その中でも特に良く耳にする大きな原因となるのものが「むくみ』」ではないでしょうか？

むくみ（浮腫）とは、顔や手足の末端が、細胞組織に水分が溜まって痛みを伴わずに腫れる症状を指します。

このむくみというのは、4足歩行で生活をしていた頃ではあまり感じなかったコトで、いつからか2足歩行で生活をするようになってからむくみを感じだしたと言われています。

むくみの最大の原因は、「猿から人間に進化」した事と言っても過言ではないかもですね。

人間は4足歩行から2足歩行へ進化をしました。
しかし、筋肉は4足歩行が基本となっているので、そこにむくみの理由があります。

では何故人間はみんな同じ進化をしてきているのに、「むくんでいる人」と「むくんでいない人」がいるのでしょうか？

4足歩行から2足歩行になった事で、4つの足でバランスをとっていた体重を、2つの足で支えなくてはならなくなりました。

その結果、心臓までの距離が遠くなり、第2の心臓と呼ばれるふくらはぎが行う心臓まで血液を返すポンプの役割が大きくなり、その役割を果たす為にふくらはぎの筋肉がとても必要になります。
という事は、ふくらはぎの筋肉量が多いアスリートの方達というのは足がむくみにくいと言えます。

この筋肉量が不足すると心臓に上手く血液を返せず、血液やリンパ液が溜まる事でむくみとなります。

ですので、ふくらはぎの筋肉を鍛えることで下半身の部分太りの改善が出来ると言えます。

また、立ち仕事やデスクワーク等、同じ姿勢で長時間いることや、飲酒喫煙による血行障害、塩分や糖分が多くてビタミンやカリウムが不足している食事による栄養不足、そして運動不足による新陳代謝の低下、水分の過剰摂取や不足など様々な生活習慣が足のむくみを更に悪化させる要因にもなりかねます。

むくみが気になる方は、ふくらはぎのマッサージをしつつも、適度な運動をして効果的に部分痩せをしてみたらいかがでしょうか？

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