ブームの到来？「もずく」の秘めたパワー

2017.12.15Food

STYLE LAB 編集部

「もずく」といえば、沖縄料理店や居酒屋のお通しで出てくるようなイメージを持たれている方も多いかと思いますが、実は美容と健康にとっても効果的だったんです！

もずくに含まれる「フコイダン」が近年注目されています。
「フコイダン」とは主に海藻に多く含まれるヌルヌル成分で、食物繊維の一種です。

もずくにはこのヌルヌル成分の「フコイダン」が、わかめの5倍あるとも言われています。
海藻類が外敵や乾燥から身を守るための成分ですが、ざまざまな健康効果が期待される嬉しい栄養成分です。

以下、もずくが有する5つの効果をご紹介します。

血糖値は血液の中に含まれるブドウ糖の濃度を示した数値で、血糖値が高い状態が続くと高血圧や糖尿病といった生活習慣病を引き起こす原因となります。
「フコイダン」にはこの血糖値の上昇を抑える働きがあると言われてるため、この糖尿病や高血圧と言った生活習慣病を予防する効果が期待できます。

また「フコイダン」は、血液の中の過剰なコレステロールや中性脂肪を低減させる作用があると言われています。
体にとって有効な善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすという報告もあります。

さらにフコイダンには血清中性脂肪や血清コレステロールの低減作用があるとも言われており、動脈硬化や心筋梗塞などを予防する効果も期待できます。

「フコイダン」を摂取することにより、免疫細胞のひとつ「NK細胞」の活性化を期待出来るために、免疫力を高める作用があるとされています。

また、フコイダンが小腸を通過する際、小腸の表面にある腸管組織（パイエル板）を刺激することで免疫力が高まるとされています。

シミやシワといった老化現象を引き起こす原因のひとつに「活性酸素」があります。
活性酸素が過剰に生成されると細胞にダメージを与えて、生活習慣病や、シミやシワといった肌の老化を引き起こします。

「フコイダン」には、この酸化力に対抗する「抗酸化作用」があるため、体の酸化を防ぐことが期待でき、肌老化の予防にも繋がります。

水溶性食物繊維である「フコイダン」は、コレステロールや中性脂肪の素となる余分な脂肪を吸着して、便として体外へ排出する働きがあるため、体に脂肪が吸収されるのを抑えることが出来ます。

そのためにダイエット効果を期待することが出来ます。

水溶性食物繊維は大腸内で発酵され、ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸の働きを整える作用があります。

また、水分を抱えこんで便を柔らかくする働きもあるため、便秘解消に繋がります。

食物繊維は、腸の働きを助けてくれている善玉菌と呼ばれている腸内細菌の栄養源となり、腸の働きを活発化し、腸のお掃除をしてくれると言われています。

「フコイダン」は、肌に塗ることで肌表面に薄い膜をつくり、肌内の水分蒸発を防ぐ効果があるといわれています。

もともと「フコイダン」はもずくが乾燥や紫外線などから自らの身をまもり、乾燥や細菌を防ぐバリアの役割をしているため、肌に付けても同じような効果が期待できます。

気軽に食べれて、美容と健康に役立つもずく。
これを利用しない手はないですよね！！！！

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