楊貴妃も愛した「クコの実」の秘密

2017.12.15Food

楊貴妃も愛した「クコの実」の秘密

STYLE LAB 編集部

スーパーフードとして、ここ最近流行の兆しを見せている「クコの実」。
杏仁豆腐に乗っていたりして見た事はあったけど、詳しい事は良くしらないという方は多いのではないでしょうか？

楊貴妃も欠かさなかった「クコの実」

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クコは中国原産のナス科クコ属の落葉低木で、秋になると実る赤い果実がクコの実です。
世界三大美女と呼ばれる楊貴妃が、美しさを保つために1日3粒のクコの実を欠かさなかったと語られるほど、クコの実には美容に嬉しい栄養成分が凝縮されています。

クコの実が日本に伝来したのは平安時代と言われています。
クコの実庭園の管理人だった人は120歳まで生きたという伝承があるほどで、日本でもクコの実の薬効は高く評価されていたことが分かります。
中国の古い薬学書には、命を養う薬として紹介され、滋養があって老化防止に効く不老長寿の妙薬とされています。

ビタミンCはオレンジの500倍

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クコの実には様々な栄養成分が含まれていますが、特筆すべきはビタミンCの含有量です。

シミの原因となるメラニン色素を生成するチロシナーゼを抑制し、美白をサポートするビタミンCがオレンジの500倍含まれていると言われており、まさにスーパーフルーツと言っても過言ではありません。
また、クコの実は「飲む目薬」と言われるほど目に優しい食材でもあり、β-カロテンやゼアキサンチンなど豊富なカロテノイドの働きで視力低下や白内障、緑内障などの予防に効果的だと言われています。

過剰摂取は注意が必要

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漢方薬にも使用される薬用果実ですので、医学的根拠はないですが過剰摂取すると
・生理が早まる
・早産の危険性が高まる
・血圧の低下
・血糖値の上昇
等の危険性があるようです。

クコの実の適切な摂取量は１日10〜20粒と言われています。
個人差や体質の合う合わないに気をつけながら、適切な量を摂取して、スーパーフードの恩恵を受けましょう！！

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